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カメラを買うときあなたは何を基準に選びますか？
一言でカメラと言っても、多種多様なものが存在します。
それに一台買うのにも数万円はするので、安易には選べません。
そこでいくつかのカメラ選びの判断基準について紹介します。
特に今回は初めてカメラを買う人のための選び方について、書きたいと思います。

まず始めにカメラにはアナログとデジタルがあります。
アナログはシャッターボタンを押した瞬間、シャッターが開き、目の前の景色をフィルムに焼き付けるものです。
フィルムはカメラ屋に持っていくと、現像してプリントしてくれますが、デジタルに比べると少しお金がかかります。
標準的なISO400の27枚撮ものを例にあげると、フィルム代と現像とプリント合わせて約2000円程します。
フィルムはその場の空気感が色に出て深い表現力があります。シャッターを切るときの音も重みがあって、
一枚一枚気持ちが入りやすいです。
一方、デジタルはフィルムの代わりにセンサーが付いていて、そのセンサーが目の前の景色をデジタル信号に変換し、
SDカードなどに保存します。プリンターがあれば自宅で手軽にプリント出来ます。
デジタルは何度も撮影し直せるのと、撮影した後の写真を簡単に編集出来るのが最大のメリットです。
アナログは、カメラの歴史や時代背景などが関わってくるので、また次の機会に書くとして、
現在主流であるデジタルについてもう少し詳しく紹介します。

デジタルカメラの中でもセンサーサイズによっていくつかの種類に分けられます。
センサーサイズとは被写体を認識するセンサーの大きさのことで、写真の画質の良さは
この大きさと画素数で決まります。
ちなみにセンサーが大きいものほど高価格で、カメラのボディーも大きくなっています。

まず一番お手軽な価格のもは、コンパクトデジタルカメラです。
これは軽くて持ち運びに便利です。約2万円前後で購入することが出来ます。
その上が高級コンパクトと言われもので、普通のコンパクトよりセンサーが一回り大きくなっています。
見た目はコンパクトと変わりませんが、価格は約5万円前後です。
そしてその上が、マイクロフォーサーズという規格のカメラです。オリンパスのPENや
ルミックスのGFシリーズなどがこれにあたります。
これはレンズ交換が可能です。価格帯は5万円〜10万円です。
その上はAPS-Cサイズと言って主に一眼レフカメラになります。

一眼レフについては、基本的に10万円以下で買える物はエントリークラスで、
初心者でも使いやすいような機能が多かったりします。
10万円〜20万のものは、ミドルクラスでエントリークラスより性能が良いものを各メーカー発売しています。
20万円以上のものになるとほぼ、プロが使用しているフルサイズセンサーのカメラです。

価格である程度絞り込んだら、あとは見た目と操作性とシャッター音で選ぶことをオススメします。
操作性はファインダーを覗いた時の感覚や、ボタンが押しやすい位置にあるか、重さなどで判断します。
シャッター音はずっと使わないとわからないかもしれませんが、静かな場所の撮影が多い場合は静かなものがいいとか、
リズムを大事にしたい場合は軽快なものがいいなど考えてみましょう。

最後にレンズについても色々な種類がありますが、初めはカメラを買ったときについてくる
キットレンズを使うことをオススメします。その中で次に欲しいレンズを考えていく方が効率的です。
ちなみにニコンやキャノンは比較的レンズの種類が多いように思えます。

以上長い文章を書いてしまいましたが、高い買い物なだけに色々と迷ってしまうこともあるかと思います。
そんな時はこのサイトを少しでも参考にしていただければ幸いです。
また教則本にはもっと詳しく書いてありますので、それを読んで勉強してみるのも良い方法だと思います。